刀剣博物館は日本刀を保存・公開し日本刀文化を普及させることを目的に、1968年に開館しました。
その後代々木から移転し、2018年から現在の建物が使われています。
旧安田庭園の一角に建つ博物館として、庭園との調和を図った構成になっています。
庭園に面し、池に向かって円のように張り出した部分には講堂とカフェが配置されています。
複雑な形状で構成された講堂の天井には落下低減天井が採用され、高い意匠性と安全性を両立しています。
複雑な形状の天井
講堂からカフェまで連なる壁面は、庭園との関係を意識した樹形のような意匠が施されています。
建築用鋼製壁下地材を使用し、現場に合わせて特徴的な形を実現しました。
大きなガラス窓が庭園との連続性を高め、開放的なパブリックスペースとして利用されています。
刀傷をモチーフにしたデザインの壁
3階に日本刀の展示室と屋上庭園があります。
高重量の展示ケースに貴重な日本刀が数多く保存・展示されていることから、床の耐震性も配慮した設計がなされています。
耐震性を配慮し採用された床下地材
桐井製作所は刀剣博物館に落下低減天井、建築用鋼製壁下地材、鋼製床下地材を納品しました。
貴重な日本刀とその文化を後世に伝える博物館を、技術力で支えています。
<採用工法>
落下低減天井
ブレース、クリアランスを設置せず、クリップやハンガーを補強することで天井補強対策とすることが可能な工法です。
吊り天井で、天井裏設備との干渉等によりブレースが設置できない場合、空調や音響の関係でクリアランスを設置することができない場合に最適です。
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建築用鋼製壁下地材
鋼製下地を用いた工法の基礎であり、施工性度の向上、工期短縮を支える、内装仕上げ材用の鋼製壁下地材です。
JIS規格材、一般普及材、高耐食仕様を取りそろえているため、現場のご要望に応じた最適なご提案が可能です。
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鋼製床(スチールフロアー)
体育館・武道場をはじめ、様々な環境に対応できる高強度鋼製組床工法です。
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ウッドデッキ
高耐食性部材で構成された、屋外ウッドデッキ専用の鋼製組床工法です。
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