天井・壁・床の裏側から建物を考える

国立競技場

競技場(東京都新宿区)

2020年9月24日
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国立競技場

2019 年11 月に竣工した新しい国立競技場。
「杜(もり)のスタジアム」をコンセプトに、国産木材がふんだんに活用され、世界的も珍しい自然との調和を意識したデザインが特徴です。

設計にあたっては、日本の伝統を感じさせる高い意匠性と、地震などの災害を考慮した対策を両立させることが求められました。


桐井製作所は国立競技場に『耐震Full Power天井』と『KIRIIアングルクランプ』を納品しました。
世界各国から多くのお客様を迎える国立競技場に、耐震天井の技術で貢献しています。

※掲載している国立競技場の写真2点は、大成建設株式会社より提供を受けたものです。

< 採用工法 >

耐震Full Power 天井

勾配天井等の複雑な形状にも対応した耐震天井工法です。
設置にはパーツの補強/斜め部材(ブレース)の設置/クリアランスの確保が必要です。
各パーツの許容荷重は自社で実施した試験結果から独自評価した値を採用しています。

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KIRIIアングルクランプ

支持構造部を介して建物の構造体と天井下地材を直接固定することで、「吊らない天井=準構造耐震天井」を構成することができる工法です。
段差・勾配・曲面など複雑な形状に対応した、剛な天井を実現できます。

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