観劇や式典など、さまざまな目的で活用される文化ホールや講堂。
私たちの生活の身近にあるこれらの施設について、天井の安全性は確保されているのでしょうか?
本特集では、文化ホール・講堂の天井に求められる耐震対策について全3回に分けてご紹介します。
文化ホール・講堂に最適な
『吊らない天井』準構造耐震天井とは
建物の構造体と天井下地材を支持構造部を介して、直接固定する工法です。
剛な天井を構成することで準構造耐震天井となり、吊り天井ではない、建物と一体化させた天井となります。
POINT ①
適切な耐震対策を施していない吊り天井は、地震が起きるとブランコのように揺れてしまいます。
準構造耐震天井は地震が起きても建物と一体となって動くため、天井面の振動が増幅されません。
POINT ②
金具によるレベル調整ができるので、支持構造部の施工誤差の影響を受けにくく、勾配・段差・曲面のある天井面を高い精度で仕上げることが可能です。
POINT ③
壁との間に大きな隙間を設ける必要がないため、音響効果を保持した空間が設計できます。
準構造耐震天井を実現する
「KIRIIアングルクランプ」
準構造耐震天井はKIRIIアングルクランプを用いて構成することができます。
▼KIRIIアングルクランプについて詳しくはこちら【動画】
そのホールの天井、安全ですか?―準構造耐震天井工法 KIRIIアングルクランプ―(フルver.)
振動台実験で安全性を確認
KIRIIアングルクランプの性能(強度および剛性)は、振動台実験にて確認されています。
◎試験体は段差、勾配、曲面のある複雑な天井形状で構成
◎東日本大震災で観測された地震波を再現
◎実験の結果、すべての天井材に変形・損傷がないことを確認
▼試験の様子はこちら【動画】
▼詳細な製品情報と試験データはこちら
全国各地で200件以上の採用実績
金沢市文化ホール、関内ホール、長岡市立劇場、ホクト文化ホール、松任文化会館など、200件以上の施設で採用されています。
京都大学 百周年記念ホール
広島大学 サタケメモリアルホール
『吊らない天井』 準構造耐震天井 まとめ
KIRIIアングルクランプは意匠性・音響・耐震性を兼ね備えた、ホールに最適な準構造耐震天井を実現できます。
身近にある文化ホール・講堂を安全・安心な空間にするため、天井の耐震改修をぜひご検討ください。
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